大黒屋サンガム("Daikokuya-Sangam" ~ Phantom Curry Restaurant ~)
幻のカレーレストラン
今から17年以上前、東京でカレーの移動販売をしていたという吉田和江さん。カレーに副菜、夏はジュース、冬はスープをサービスで付けていて、売上も上々だったそうです。その頃、パートナーと出会い、「本物のカレー、食べに行こうよ」と連れて行かれたのはパートナーの馴染みのインド料理店でした。
そこで食べたインドカレーにインスパイアされ、そのお店で学びつつインドの家庭で食べられている本物のスパイスカレーを研究。数種類のスパイスをオリジナルの配分で調合して独自の味を作り上げました。化学調味料は一切使わず、当時からさらにアレンジを加えて味に磨きをかけました。
また、もうひとつの名物メニュー、タンドリーチキンは大きなモモ肉をまるごと1枚使用。こちらもオリジナルのスパイスダレに漬け込んでカリカリに焼き上げます。中はジューシーでお肉の柔らかさは衝撃的。スパイスの香りが口いっぱいに広がります。
店舗営業の他、イベントに出店することが多く、かつぬま朝市などを始め、長野・山梨県エリアのマルシェやイベントに出店して、タンドリーチキン、カレー、チャイなどを提供しています。ひとつひとつ丁寧にすべて手作り。店舗と変わらないクオリティでの提供を心掛けています。人気のため行列ができることもしばしば。基本的な定休日は木曜ですが、イベント出店しているときは店舗を閉めています。確実に食べたいという人は2日~3日前に予めメールして確認、予約しておくのがおすすめです。
レストラン業の他、ゲストハウスとして宿を提供しているのも特徴。大黒屋サンガムの店舗となっている古民家は築300年、江戸中期から続く宿でした。周辺地域は宿場町として栄えていたそう。最大で8人~10人のグループで泊まることができます。
綺麗にリノベーションされた和風宿は外国人観光客が利用することも多いそうです。WWOOF(ウーフ)という海外ボランティア制度を導入しており、スタッフ用の別棟に住み込み、ボランティアとして宿を手伝う専門のスタッフがいます。衣食住とともに日本の宿文化に触れながら働いている通称WWOOFER(ウーファー)と呼ばれる彼らが、にこやかに出迎えてくれます。
Article written by VALEM co., ltd.
大黒屋サンガム
〒409-1204
山梨県甲州市大和町日影49
Tel.0553-48-2555
※詳細は下記URLを参照してください。
https://daikokuya-sangam.on.omisenomikata.jp/