山梨中央銀行

文字サイズ変更

  • 小
  • 中
  • 大
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

ENGLISH

  • 個人のお客さま
  • 法人・個人事業主のお客さま
  • 株主・投資家の皆さま
  • 採用情報

ホーム > 香港レポート

香港レポート

世界有数の金融都市である香港は、アジア経済の要であり、企業にとっては対中国ビジネスの前線基地でもあります。当行は、お客さまの海外ビジネスをサポートする目的で、香港に拠点を設けております。香港・中国・アジアにおけるビジネスをバックアップするための情報を数多く所有しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

香港情報 香港現地から事務所所長が香港の生の情報をお届けします!

香港の水

2017/01/18

 香港では、昨年10、,11月、在香港日本国総領事館が音頭を取り「日本秋祭in香港-魅力再発見-」が行われました。日本の文化、芸術、食、スポーツ、観光など幅広く受け入れてくれている香港に感謝を表すとともに、より深く日本を知ってもらい、さらなる相互理解を醸成する目的で、延べ142のイベントが開催されました。
 その中に、日本の建設会社による香港のインフラや構築物建設の歴史を掲示する催しがありました。香港で活躍する日本の建設会社6社(鹿島、熊谷組、五洋、西松、フジタ、前田)で構成する「建親会」によるパネル展示です 。
 香港進出以降、日本の建設会社は発展する香港の陰の立役者として、ダム・上下水道・道路・トンネル・鉄道・港湾・橋梁・空港や公共施設・ビルディングなど幅広く建設・建築を手掛けてきました。私たちが日頃利用する地下鉄、香港島と九龍を結ぶトンネル、香港国際空港や香港島にそびえ立つ中国銀行、スタンダードチャータード銀行等の高層ビルディングなど香港を支えるインフラ、著名な構築物の一部は日本の建設会社によるものです。
 1961年に受注した日本企業による戦後初の海外インフラ事業は、香港の水路事業でした。岩山のてっぺんだけが海上に突き出ている香港の地形、そこには雨水を蓄える森は存在しません。東京都の半分の面積で、1945年の終戦の年に60万人だった香港の人口は、翌年に150万人、中国本土での国共内戦からの避難民が押し寄せて1956年に260万人、1964年には370万人へと急増しました。また、製造業の発展により工業用水の需要も増加し深刻な水不足が生じていました。1963年の大渇水時には『4日間に1回4時間の給水』という惨状になりました。
 こうした状況下で、熊谷組と西松建設が水路トンネル・ダム建設を受注し、香港人がその完成を渇望するなか、戦後初の海外での建設工事を苦難のすえ成し遂げました。この間の事情に関しては、ノンフィクション小説『香港の水』(木本正次著)に詳しく記述されています。本書は工事完成目前に殉職した技術者を主人公とした感動的な実話であり、長きに渡り香港の日本人駐在員必読の書と言われたそうです。
 最近では、香港の人々も我々日本人駐在員も水不足の心配はなく、こうした歴史への記憶も薄れてきています。ただし、命を懸けて香港のインフラを構築し、人々の生活を豊かにし、国際都市香港の成長に貢献してきたことが、戦中の日本へのネガティブな意識を転換させ、今日、香港人の親日的な側面の底流にあると思えてなりません。

以上

最新5件の記事

バックナンバーを表示する

香港駐在員事務所 所在地

お越しいただく前にお電話をいただければ、不在などでご迷惑をお掛けすることがございません。ビジネス関連のご相談の場合は、事前に内容をご連絡いただければ、お役に立つ情報を準備してお待ちいたします。

住所

【英語表記】
806 HUTCHISON HOUSE, 10 HARCOURT ROAD, CENTRAL, HONG KONG

【中国語表記】
香港 中環 夏愨道10號 和記大厦 806室
電話

※日本語・中国語での会話が可能です。
【日本から駐在員事務所へ電話をする場合】
海外通話のための番号(例:010)+852(国番号)+2801+7010
【香港内から駐在員事務所へ電話をする場合】
2801-7010

注:日本から電話・FAXをする場合は、国際通信の申込が必要な場合がありますのでお気を付けください。
FAX

【日本からFAXを送る場合】
海外通話のための番号(例:010)+852(国番号)+2801+7026

注:日本から電話・FAXをする場合は、国際通信の申込が必要な場合がありますのでお気を付けください。
E-Mail ycbk@ycbk.com.hk