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信玄公祭り2018 レポ(Report of Shingen-ko Festival 2018)

「甲州軍団出陣」4月7日

 春がやってくると、甲府の街は「風林火山」の旗がはためき、戦国時代にタイムスリップします。 山梨県の一大イベントである信玄公祭りは、武田信玄の命日の4月12日を中心にその遺徳を偲ぶ祭りで、3日間で約15万人の来場があります。
 47回目となる今年は4月6日~8日に開催し、山梨県内各地でさまざまなイベントが行われました。 祭りのメインイベントは、武田軍が上杉軍と戦った川中島の合戦へと出陣する「甲州軍団出陣」で、重臣武田二十四将ら軍勢の雄姿を甲府の街に再現する世界最大級の武者行列です。今回、武田信玄公には俳優の渡辺大さんが、山本勘助には同じく俳優の升毅さんが扮し、勇壮華麗な甲州軍団の出陣となりました。

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山梨県全体で作りあげるイベント

 甲州軍団は、山梨県の市町村や企業が各隊を編成しています。また、個人参加もできますが、大変人気が高いそうです。山梨中央銀行では、武田信玄の弟である武田典厩信繁(たけだてんきゅうのぶしげ)隊として総勢40名が毎年参加しています。武田24将である信繁は、信玄の補佐役として活躍した人物ですので、ずっしりと重い武具を身に着けると、身も心も引き締まるそうです。shingen-ko_f_02.jpg

各陣屋で隊士とふれあえる

 24将の隊の甲州軍団は、舞鶴城への集結前に甲府市内に設けてある各陣屋に集まります。武田典厩信繁隊が入陣するオリオン陣屋では、入出陣式が行われる他、記念写真の撮影や、英語や中国語による信玄公祭りのガイドなどで観光客のみなさまをもてなしました。隊士の武具に触れたり、記念撮影できるのもこの祭りの特徴の一つです。shingen-ko_f_03.jpgshingen-ko_f_04.jpg

隊のパフォーマンスも見どころ

 甲州軍団出陣では各隊が殺陣や踊り、口上など、工夫を凝らしたパフォーマンスで出陣を盛り上げます。

 さまざまな各種イベントや武田信玄ゆかりの地、グルメなど、春の山梨をご堪能ください。

 2019年のレポートはこちら

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