ほうとう祭り、若者にぎわう
更新日 2024年12月10日公開日 2024年12月09日
昇仙峡ほうとう祭り(昇仙峡観光協会主催)が1日、甲府市猪狩町の「昇仙峡ロープウェイ」駐車場で5年ぶりに開かれ、来場者がさまざまな種類のほうとうを楽しんだ。甲府一高の生徒がパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。
祭りは2019年以来で、同校探究科2年生のグループが、同世代に昇仙峡を訪れてもらおうと、協会に復活を提案して実現した。地元を中心に6軒が出店し、ほうとうを提供。みそ味のほか小豆ほうとうや焼きほうとうが並んだ。高校生は歌やダンス、演奏を披露したほか、ビンゴ大会も行った。
会場には、多くの若者が詰めかけた。同校2年の佐野史季さんと坂江和香さんは、出演する友人を応援しようとバスで来場。「ロープウエーに乗って、上からの景色も見ていきたい。普段ゆっくり紅葉を見ることもないので、いい機会になった」と感想。提案したグループの山田えみさんは「祭りが(昇仙峡観光の)リピートにつながるとうれしい」と話した。