山梨県産ワインがもっと好きになる! 〜無料アプリwinArium(ワイナリウム)配信スタート〜
山梨県は、日本ワイン発祥の地として知られ、現在でも国内ワインの約2割が生産されているといわれています。今回ご紹介するのは、そんな県産ワインを簡単に検索できるアプリ「winArium(ワイナリウム)」。アプリの開発に携わった、国立大学法人山梨大学(以下、山梨大学)工学部コンピュータ理工学科准教授の木下雄一朗さんと株式会社山梨中央銀行(以下、山梨中央銀行)システム開発課課長代理の浅川尊史さんを訪ね、その魅力について伺いました。
無料アプリ「winArium(ワイナリウム)」とは
▲シンプルでスタイリッシュなデザインの大人のアプリ
平成17年、山梨大学と山梨中央銀行が結んだ包括的業務連携の一環として、県産ワインの魅力を、より広く深く認知してもらうことを目的にした新たなアプリを開発する事業が発足しました。数年の研究期間を経て、今年(令和3年)11月1日にいよいよその運営がスタート。アプリ名の「winArium(ワイナリウム)」は、「wine(ワイン)」と「〜arium(〜が集まる場所)」、この2つの言葉を組み合わせた造語で、覚えやすく記憶に残る名として、既に県内外から注目を集めています。
「品種や色、味わいなどの条件を絞り検索すると、150種類以上の県産ワインの中から、好みのワインを見つけることができます。そして、それだけではなく、自分だけのマイワインリストを作れたり、ワイナリーの検索をしたりすることも可能です」と開発に携わった、山梨大学の木下准教授は言います。
▲ワイナリウムの説明をしてくれた山梨大学の木下准教授
▲ワインの色や味わい、価格や品種等から絞り検索することができます
アプリに登録されているワインは、厳格な品質基準を満たした国が認定した県産ワインである証「GI Yamanashi」のワインおよそ150種類で、約30ものワイナリーが参加しています。山梨中央銀行システム開発課の浅川課長代理は、「山梨県が活気溢れるアプリを作りたかった」とアプリでのワイン消費拡大に大きな期待を寄せています。
▲山梨中央銀行システム開発課の浅川課長代理
150種類以上のワインを検索できる
先に記したとおり、ワインの検索は品種や色、味わいや価格など、さまざまなワードを選び、単語を入力するだけで簡単に好みのワインを見つけることができます。また、好きなワインボトルの背面にあるラベルを読み込むと、そのワインの詳細を調べることができたり、似たワインを見つけることも可能です。「今まで知り得なかったワインを簡単に検索でき、実際に味わえる機会を作ることで、より多くの人に山梨のワイン、ひいては山梨全体を楽しんでもらえると思っています」と木下准教授。
▲木下准教授は、ワイナリウムが地域の活性化に繋がると嬉しいと語ります
お気に入りのワインを見つけたら、ワイナリーへの経路やワイナリーにあるワイン一覧を表示する機能を活用し、実際に足を運んでみるのも良いでしょう。今までありそうでなかった全く新しいアプリの登場は、私たちの暮らしをより豊かにしてくれるもの。ワインの聖地であるここ山梨の更なる発展を目指し、まずは全国のワインファンに、スマートフォン向け無料アプリ「winArium」の魅力が届くことを願っています。
※「winArium」は、Android機種専用アプリです。
Article written by VALEM co., ltd.
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