文田選手、五輪「金」祝う
2024年10月18日
韮崎市は12日、市制施行70周年を記念した市制祭を開いた。パリ五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で金メダルを獲得した、同市出身の文田健一郎選手の祝賀会や、サンバ隊によるパフォーマンス披露などがあり、多くの市民らでにぎわった。
山梨中央銀行韮崎支店駐車場の特設ステージで開かれた祝賀会では、文田選手に花束を贈り、文田選手や内藤久夫市長らがくす玉を割って金メダル獲得を祝った。
文田選手は「家族ができて娘が生まれて、たくさん(環境が)変わった。ただ、地元からの応援は何一つ変わらなかった。変わらずに応援してくれたことで金メダルを取れた」とあいさつ。内藤市長は「多くの市民、県民、国民に夢と感動を与えてくれた。これからも市民一丸となって応援していきたい」と話した。
駅前中央通りと本町通りは歩行者天国となり、地元事業者らによる屋台の出店があったほか、市民団体が招いた東京都内のサンバ隊が華麗な踊りを披露して盛り上げた。