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市川公園にMTBコース

市川公園にMTBコース

 市川三郷町は、同町印沢の市川公園をリニューアルした。草木が生い茂っていた敷地内に新たにマウンテンバイク(MTB)用のコースやキャンプサイトを整備した。町は「町内観光の拠点として利用してほしい」としている。
 町政策推進課によると、公園は旧市川大門町が整備し、1978年に供用を始めた。敷地面積は約6万平方メートルで、同町の街並みや八ケ岳を望む展望台のほか、テニスコート、広場があった。
 2000年代から利用者が減少。町は毎年100万円程度をかけて管理していたが、地元のスポーツ少年団が使用している野球場以外は設備が劣化し、場所によっては草木が生い茂っていた。
 町は本年度、町と包括連携協定を結んでいる、MTBを通じた地域貢献に取り組む「YAMANASHI MTB山守人」(弭間亮代表)と共に整備。難易度別に分かれた計1,632メートルのコースと、キャンプサイトを設置した。近隣に点在する山道でMTBを走らせることもできる。
 展望台周辺は草を刈って眺望を確保。近年は利用がなかったテニスコートは撤去した。山守人が指定管理者として運営し、MTBのレンタルや初心者向けの講習を受け付ける。

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