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身延町、幻の大豆「あけぼの大豆」を全国へ発信する(Send a phantom soybean 'Akebono_daizu' nationwide)

あけぼの大豆

 山梨県の南部に位置する身延町は古くから豆類の栽培が盛んな町です。なかでも、身延町曙・大須成地区を中心に明治時代から栽培され続けている「あけぼの大豆」が有名です。
 「あけぼの大豆」の由来は、明治時代に関西地方から仕入れた大豆を栽培したところ、この地域特有の気候と土壌が大きく起因して通常の2倍の大きさの大豆が収穫されたことがはじまりと言われています。
 通常の大豆と比べると大粒で甘みが強いのが特徴です。また、この地域でしか栽培できず生産量が限られているため市場にあまり出回らず、「幻の大豆」と呼ばれています。

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10月の収穫期の数日間しか出回らないため希少価値が高い

 身延町の地域おこし協力隊"第1号"として「あけぼの大豆」の普及推進に勤しむ幡野寛人(はたの ひろと)さんは、大学を卒業後、都内の事務機器会社で営業として働いていましたが、あるきっかけで山梨に興味を持ち、その過程で地域おこし隊のことを知って身延町に移住して来ました。soycotea_02.JPG

地域おこし隊の幡野さんは身延町の若き担い手

 地域おこし隊の任務は、身延町の特産品「あけぼの大豆」を広めること。幡野さんは栽培の専門技術を学び、より良い大豆の栽培・特性研究に協力、新たな視点からの商品開発などを行い、「あけぼの大豆」のはねだしを使い、コーヒー豆のように焙煎する、「あけぼの大豆」の新境地を切り開きました。

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食物繊維たっぷり。ほのかに大豆の香りがするコクのある「ソイコティ―」

大豆+コーヒー+お茶から生まれた新しいスタイル「ソイコティー」

 県内で自家焙煎するカフェを歩き、手法を伝授してもらい試行錯誤。こうして、納得がいく焙煎ができ「ソイコティー」を完成させました。

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きな粉のような甘みと香ばしさが口の中いっぱいに広がる「ナチュラル」と、コーヒーのような苦みが特徴のちょっと大人な味がクセになる「ビター」の2種類

 焙煎し粉末になった「ソイコティ―」の用途は、お湯で煎じたり、コーヒーや紅茶、牛乳に入れて飲むことはもちろん、お菓子作りや、ヨーグルトやフルーツ、アイスにかけたり、ご飯にふりかけるなど幅広く使えます。
 イソフラボンをはじめ植物性たんぱく質、必須アミノ酸、ビタミンB群、食物繊維などの大豆の栄養成分を余すことなく摂取できるので、老若男女だれでも身体のために飲んでほしい一杯です。

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カフェインレスなのでお子様にも安心

 イベントや知人に販売するだけだった「ソイコティ―」ですが、現在は多くの声に応えて、ネットショップを開設し、全国どこからでも購入が可能になりました。これからはこの「ソイコティー」をもっと広めるためのイベント等をやっていきたいと言う幡野さん、町おこしから始まった「あけぼの大豆」の新しいカタチ「ソイコティ―」の更なる発展を期待したいです。

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Article written by New Attitude

※詳細は下記リンクを参照してください
あけぼの大豆ウェブサイト
https://www.town-minobu-akebonodaizu.com/

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