山梨果実菓子 和乃果 牧丘本店 (山梨市牧丘町)
築200年の武家屋敷から発信する山梨スイーツブランド
2021年4月、「巨峰の丘」と称され、葡萄畑が周囲に広がる山梨市牧丘町に、山梨県産のフルーツをふんだんに使用した新スイーツブランド「山梨果実菓子 和乃果(以下「和乃果」といいます)」が誕生しました。ブランド名である「和乃果」の「和」という文字は、和菓子の「和」であるとともに、人と人や企業と企業が共感し共創していけるつながりの「和」という想い、さらには将来的に世界展開することを見据え、世界に誇れる和の国・日本の「和」という意味も含まれています。
店舗を構える建物は、1棟では日本最大級の大きさを誇る築200年以上の武家屋敷を改築しています。「農」というコンセプトに基づき設計されたデザインは、土と緑を感じることができるモダンで温もりのある空間になっています。
特に、内装の主役である約1.5トンの土を使用したカウンターは、高い天井とダイナミックな梁に溶け込むように設計されており、まるで改築以前から設置されていたかのような調和を見せています。
山梨の旬の果実を、菓実に閉じ込める
カウンターに綺麗に並べられた商品は、" 果実を、菓実に " というテーマのもとつくられています。山梨県の自然の恵みに育まれた果物を使用し、年間を通してその時に一番美味しい果物を使用することにこだわっています。
フレッシュな果実をたっぷりと使用したロールケーキは、もちっとした白いジュノワーズに、甘さをおさえた生クリームが果実の魅力を存分に引き立てます。旬の時期に果物を食べることが難しい方にも、スイーツとして果実の美味しさを感じてほしいという想いから、収穫した果物をドライに仕立てることで、旬の美味しさをお菓子に閉じ込めて提供しています。和乃果のスタッフが直接農家の元へ訪れ、自分達の目で見て仕入れている果物や、お菓子職人が熟練の技で真心込めた一品は、どれも安心して楽しむことができます。
山梨から日本の魅力を「和乃果」に込めて
和乃果は、山梨県の生産者の果物を使用するなど、身近な人との繋がりや自然の恵みそのものを大切にし、ものづくりを行っています。その一環として、商品パッケージには、山梨県出身のろうけつ染めアーティスト・古屋絵菜さんが手掛けた「桃の花」や「葡萄」のろうけつ染めの作品を採用しています。今後、山梨県だけでなく世界に進出していくことを見据え、和のテイストを活かした美しいデザインに仕上げています。こうした歩みの背景には、身近に埋もれている技術や素材の価値を、新しい視点から世の中に広めていくというブランドとしての想いがあります。 その第一歩として2022年に11月、東京駅に「和スイーツ 和乃果」がオープンしました。旬の美味しさを一口で表現する和乃果のお菓子を通して、山梨から世界へと日本の魅力を広く発信していくことを目指しています。 皆さんもぜひ、お菓子の新たな息吹きを感じに、和乃果を訪れてみてください。
Article written by VALEM co., ltd.
山梨果実菓子 和乃果 牧丘本店
山梨県山梨市牧丘町西保下1126
東京駅店「和スイーツ 和乃果」
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口 東京ギフトパレット内
※詳細は下記URLを参照してください。
https://wanocajitu.jp/
Instagram : wanocajitu