スポーツの魅力体感
2024年11月22日
県スポーツ協会は17日、甲府・JITスタジアムで、さまざまなスポーツに親しむイベント「スポくる!」を開いた。子どもからお年寄りまで幅広い年代の参加者が、レスリングやホッケーなどを楽しみながら体験した。
新たなスポーツと出合う場を設け、県内のスポーツ人口の拡大を図ろうと初めて企画。協会加盟団体や山梨学院大スポーツ科学部などが19のブースを設け、約2千人が訪れた。
県レスリング協会のブースでは、子どもたちが東京五輪男子フリースタイル65キロ級金メダルの乙黒拓斗選手=笛吹市出身=を相手にタックルなどを体験。県ハンドボール協会のブースでは「高校3冠」を達成した駿台甲府高の部員がシュートなどを指導した。水上あきさん(8)は「最初はシュートが決まらなかったが、練習したらできるようになって楽しかった」と笑顔で話した。
このほか、「スポーツ絵画・写真コンクール」(県スポーツ協会主催)の表彰式もあり、ロンドン五輪で銀、銅の三つのメダルを獲得し、今年のパリ五輪にも出場した競泳の鈴木聡美選手(山梨学院大出身)がプレゼンターを務めた。