日頃より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。

当行は現在、創業150周年となる2027年を見据えた長期ビジョン「Value Creation Bank」を掲げ、あらゆるステークホルダーの皆さまのご期待に応える金融グループを目指しております。

このビジョンの実現に向けて、2022年4月から2025年3月までの3年間、中期経営計画「TRANS³（トランスキューブ） 2025」を展開しております。
本中期経営計画では、「AX（アライアンス）」・「DX（デジタル）」・「SX（サステナビリティ）」を３つの変革ドライバーとして掲げ、当行自身の変革に向けた取組みによる持続可能なビジネスモデルの構築を目指します。

また、持続可能な地域社会の実現に向けて、脱炭素に向けた施策やダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョンの推進に積極的に取り組んでまいります。これら非財務指標を経営計画の定量目標に掲げることでサステナビリティ経営の高度化への取組みを一層加速させてまいります。

同時に、本中期経営計画の策定に合わせて、当行は「何のために存在し事業活動を行っているのか、ステークホルダーの皆さまに対しどのような価値を提供し続けていくのか」といった社会における当行の確固たるパーパス（存在意義）を「山梨から豊かな未来をきりひらく」として、掲げました。

今後、行外のステークホルダーの皆さまにこのパーパスに共感いただけるよう鋭意努力するとともに、当行グループ全役職員の想いを一つにするための軸や道標として、このパーパスをグループ内にしっかり浸透させてまいります。

最後になりますが、コロナ禍において一段と加速した環境変化をしっかりと捉え、当行および地域社会のサステナビリティを追求すべく、当行グループ役職員一同、積極果敢に挑戦し続けてまいりますので、皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。