『身延町に複合型自然体験スポット ― 晴家（ハレルヤ）村 ― 誕生！』（Complex type nature experience spot "Hallelujah village" opened!）
ハレルヤ・・・キリスト教で"歓喜・感謝"をあらわす言葉。
そんな言葉を名前にした村が2018年7月、身延町三澤のひっそりとした山の中に誕生しました。
自然を感じ、自然から学べる体験施設
コンセプトは"いつ行っても自然と触れ合える体験施設"。
春にはタケノコ掘り、秋にはキノコ狩り。夏は山間の谷川で水遊びや虫取りキャンプをしたり、近くの竹やぶから伐採してきた竹を使っての流しそうめんも。
巨石が点在するロケーションを無理せずトレッキングできる「巨石めぐりツアー」では、豊かな自然の四季を肌で感じることができます。都会の喧騒から離れ、自然があふれる山中でゆっくりと流れる時間に身をゆだねれば、心も身体もリフレッシュ！
また、「きらめ樹体験」（木を間引くために皮をはいで立ち枯れさせ、自然乾燥したところで伐採）を通して、本来の山林と人々との関わりや自然を守っていく大切さを体験を通して学ぶこともできるなど、ただ遊ぶだけで終わらない魅力あふれる施設です
ですが、全くのゼロからの村づくりは苦難の連続だったと晴家（ハレルヤ）村 の吉原由行村長は言います。
きらめ樹体験中。みんなで息を合わせ、木の根本から一気に皮を剥きます。
ゼロからのスタート
四季折々の自然に囲まれ、耳をすませば聞こえてくるのは動物や虫たちの声。そんな豊かな自然の中に村づくりが始まったのは2011年のことでした。
体調を崩した父親から引き継いだ5万坪の山林。その山林をどうしようか思案した結果、「未来の子ども達のために笑顔があふれる場所にしたい」と決めた吉原さん。右も左も分からない全くのゼロから、自然と触れ合い学べる施設づくりを始めました。
スコップ片手に、村づくりに精を出します。
思いに賛同してくれる多くの仲間たちとの出会い
道を整備し、木や竹を伐採。その材料で古民家を改築し宿泊施設に。電気を通し、下水処理も整備。そのほとんどを手作りで進めていきましたが、分からない事の連続。そんな折、吉原さんの思いに賛同した仲間が、次第に吉原さんの周りに集まり始め、村づくりは加速しました。
村づくりに関わってくれたみんなと一枚。真ん中で灰色のシャツを着ているのが吉原村長。
晴れた夜には、焚火を囲みながらのキャンプ。都会の喧騒を離れ、ゆったりとした時間の中で過ごす夜は、かけがえのない仲間との時間。
大人も子どももワクワクする"探検"。難易度上級の巨岩コースは、晴家の森の奥にたたずむ巨石を目指して山歩きです。
四季折々の自然が教科書。国蝶のオオムラサキが遊びに来たり、山には山菜、キノコも。
やっとスタート地点 まだまだこれからの晴家村
吉原さんは言います。
『晴家村はまだまだ生まれたばかりの赤ちゃんのような状態です。これから、多くのみなさまにご利用していただきながら、みなさまと一緒に成長していきたいと思います。
この村を作ったみんなの「こんなの、あったらいいね」のアイデアをこれからも形にし続けていきます。』
山梨県は東西南北、四方を山に囲まれていますが、そこに住む私たちの近くにありすぎて、自然のありがたさに気づいていないのかもしれませんね。
これからもまだまだ成長する晴家村から目が離せません。
Article written by New Attitude
晴家フューチャープロダクション合同会社
山梨県南巨摩郡身延町三澤４１１１
TEL:050-3579-2619
E-mail: info@hallelujah-village.com
