美しき自然と一体になるレイクスポーツ (Lake sports with nature)
富士山の麓に点在する富士五湖は、レイクスポーツが盛んです。なかでも、全国でもトップクラスの透明度を誇る本栖湖は、観光向けのアクティビティが充実しています。モーターボートの乗り入れを禁止しているため、湖面が穏やかなのも魅力です。心地のいい静けさの中で、ゆったりとレイクアクティビティが楽しめます。そんな本栖地区にある浩庵は、キャンプ場の運営やさまざまなレイクスポーツ体験やレンタルを行っています。スタンドアップパドル（以下：SUP）カヌー、カヤック、シュノーケリング、レイクダイビングなど、豊富なラインナップが用意されています。
今回は晴天の本栖湖で、富士山周辺の自然を満喫するSUPを体験しました。浩庵では、レイクスポーツに必須のライフジャケットやウェットスーツなど、必要なものはすべてレンタル可能です。着替えやウェットスーツの下に着る水着さえあれば、本格的な装備を持っていなくても大丈夫です。気軽に体験できるのが嬉しいですね。専任のインストラクターが1から教えてくれるので、はじめての人でも安心です。
準備運動をして、陸上で簡単にパドルの持ち方、ボードに乗るスタンス、移動方法を教わります。一通りの講習ののちに、いざ湖へ。
湖にこぎ出すと、広がる絶景と青い空。湖面が空を反射して瑠璃色に輝く 「本栖ブルー」は、水の透明度を物語ります。
初めてのSUPでは、ボードに立てず転倒してしまうこともあります。最初は座ったまま漕ぎ出して、感覚を慣らしていきます。インストラクターさんからアドバイスを受けながら、パドルを一生懸命に漕ぐ姿が板についてきました。
インストラクターさんは湖を周遊しながら、本栖湖についてガイドもしてくれます。「本栖湖、精進湖、西湖はもともと剗の海（せのうみ）という一つの大きな湖だったといわれています」。三つの湖は水位が連動していることから、湖底ではつながっているといいます。富士山の噴火によって地形が変化し、今の富士五湖となっていきました。
自然の雄大さを感じながらボードの上でヨガをするSUPヨガコースも体験可能です。SUPは、乗るだけで体幹を使うため、SUPヨガは、地上よりも数倍のカロリー消費になるといいます。
SUPに慣れてきたところで、インストラクターさんにプッシュされて湖にダイブ。悔しそうにしながらも笑顔を浮かべています。
湖畔への帰り道は、お詫びにインストラクターさんがボードを牽引。
浩庵では、毎年7月に行われるSUPメーカー主催の「本栖湖パドルチャレンジ」という大会の運営に協力しています。全国からSUPレーサーが集い、設定されたコースを回りその速さを競います。
レースは、体験SUPとは違う迫力があります。風向きが大きく影響するので、まさに自然と一体になることが重要です。参加している選手は10代～50代以上と幅広く、実力は年齢順ではありません。大会の様子を通じてSUPは、「老若男女問わず親しまれているスポーツ」ということが伝わってきました。
インストラクターさんのレイクガイドとともに、美しい景観を満喫出来るSUPは初心者でも安心して楽しめます。湖面で、自然と一つになる感覚を味わってみてください。本栖湖を訪れた際には、ぜひとも体験していただきたいレイクスポーツです。
Article written by VALEM co., ltd.
浩庵
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山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
電話：0556-38-0117
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