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金魚形の灯籠 幻想的に

金魚形の灯籠 幻想的に

 甲府青年会議所(甲府JC)は9月21日、甲府城主だった柳沢吉里が、奈良・大和郡山市に国替えの際に金魚を持ち込んでから300年を迎えたことにちなみ、舞鶴城公園や周辺商店街で「金魚とうろう祭」を開いた。
 甲府城内堀に金魚形の灯籠を浮かべる企画では、絵や地域への思いが書かれた灯籠を金魚や西暦の「1724」の形に並べ、幻想的な雰囲気を演出した。金魚すくいのブースも設け、多くの人でにぎわった。
 家族でイベントに参加した中央市の秋山加代子さん(46)は、奈良県出身だが甲府とのつながりは知らなかったといい、「歴史を知り、出身地と甲府の新たな魅力を感じた。子どもたちにも伝えていきたい」と話した。

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