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情報誌 小中高生の手で 北杜 農業、持続可能な生活紹介

情報誌 小中高生の手で 北杜 農業、持続可能な生活紹介

 北杜市内のクリエーターらでつくる団体「水の山こども情報局」(篠鉄平代表)は、市内の小中高生が取材、編集した地域情報誌「ほくとこ」を発行した。市内の農業や持続可能な暮らし方を紹介している。
 冊子は、取材を通して子どもたちに地元の魅力を知ってもらおうと、2020年度から年1回発行している。今回の第5弾は市内の小中高生13人が「農」をテーマに、無農薬無化学肥料の野菜栽培を手がけるクレイジーファーム(同市小淵沢町下笹尾)や、自然の循環を基本とした暮らし方を考える「パーマカルチャーデザイナー」の四井真治さん(同市長坂町中丸)らを取材。編集者、ライター、カメラマン、イラストレーターなどの役割を分担した。
 1月に同市高根町長沢の旧高根北小で完成発表会が開かれ、子どもたちが感想や工夫した点などを説明した。白州中1年の越野ひなたさんは「分かりやすい文章を(決まった)枠の中に収めるのが難しかった」と感想。白州小5年の越野大聖さんは、カメラマンを担当し、「上手に撮影するために試行錯誤したのが楽しかった」と話した。
 冊子はフルカラーA4判24ページで5千部作製。市内図書館や公共施設などで配る。問い合わせは、水の山こども情報局のインスタグラムから。

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