
防災無線情報、文字や音声で
2025年03月19日
笛吹市は、スマートフォンやタブレット端末向けアプリ「防災ふえふき」の運用を始めた。防災行政無線の情報を文字や音声で確認できるほか、現在地から最寄りの避難所までの経路を表示する機能もある。
市防災危機管理課によると、防災行政無線は家の中や荒天時では聞き取りづらかったことから、メールでも同じ内容を配信してきた。アプリでは、防災無線の内容を文字で表示するほか、音声の再生機能も備えた。
国内のどこにいても現在地周辺の避難所を自動で検索しルートを表示する機能もあり、旅行先などでも確認できる。インターネットが使えない場合も、選択した避難所までの直線距離と方向をコンパス機能で示す。自身の安否登録や家族の安否が確認できる機能もある。
アプリは英語、中国語、韓国語に対応。「アップストア」「グーグルプレイ」から無料でダウンロードできる。同課の担当者は「正確で迅速な防災情報と行政情報を発信したい」と話している。