Mac、Windowsどっち?違い、選び方について〜よくある『迷い』の判断材料に Vol.2
使えるソフト・対応一覧表
MacはWindowsに比べて使えるソフトが少ないとよく言われます。そのことが、Macへ踏み出そうとする人に二の足を踏ませているようです。
しかし大事なのは、あなたが必要とするソフトがそのPCで使えるかどうかであり、世の中にはソフトが星の数ほどあります。使う予定のないソフトのことはあまり考えなくていいでしょう。
一般的によく使われるソフトを下の表にまとめました。
Macでしか使えない、ないしはwindowsでしか使えないソフトも確かにありますが、株取引やゲームソフトなどを除けば、今は両者PCとも用途ごとにソフトは整備されています。
たとえば音楽制作ソフト。Macでしか使えないLogic Proは現在最も人気のある音楽作成ソフトの一つです。Logic Proを使って曲を作っている方には、「夜を駆ける」のAyaseさん(YOASOBI)やボカロ曲で有名なDECO*27さんなどがいます。
しかし、Logic Pro以外にもWindowsでもMacでも使えるCubaseやAbletonなどの音楽制作ソフトも高機能で人気があります。こちらはサカナクションや中田ヤスタカさんが使っています。つまり、OSにこだわらなくても高機能な音楽制作ソフトが使える時代になったということです。
動画編集ソフトにおいても同じことが言えます。Mac専用ソフトであるFinalCutProは昔から有名ですが、Premiere Proも同じく高機能で、こちらはMacでもWindowsでも使えます。
Mac、Windowsの選び方・コツ
一般的に企業で使われているPCはほとんどWindowsですので、もしPCにこだわりがないなら、すでに操作に慣れていて会社の業務との連携もとりやすいWindowsがおすすめです。 また、株や外貨のデイトレードを行う場合もWindows向けのソフトが多いことから有利なようです。これに加えゲーム用でPCを購入する場合もやはりWindowsが優位と言えます。たとえばSTEAMというゲーム販売サイトで売られているゲームソフトは、Windowsならほぼ対応しています。
一方、デザイナー、コーダー、クリエーターの場合、Macユーザーが多いです。その理由はさまざま言われていますが、一番の理由はPC自体のデザイン性の高さ、無駄が削がれたフォルムやOSのあり方である、と筆者は推測します。その洗練されたものづくりの姿勢がユーザーのデザインや納品物に結果として良質な刺激を与える、と。 トラックパッドやマウスの操作性も高く、作業を邪魔しません。iPhoneとの連携もスムーズです。Macがもともとクリエーター向けに進化してきた背景があり、デザイン系、クリエーター系の人にはMacは大いに一考に値します。
written by ヒノキブンコ