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山梨の野鳥 Vol.10(Wild birds of Yamanashi)

 「山梨の野鳥」シリーズも、今回で10回目を迎えました。まだまだ寒い日が続きますが、外を歩く際にふと鳥を探してみるのはいかがでしょうか。今回は、水鳥にスポットを当てて紹介します。

オオバン

 全身は黒、嘴から頭部にかけての白いラインが目立つ鳥です。水鳥なので、池や湖上でよく見かけると思います。真っ赤な目も特徴的です。
 千代田湖でも山中湖でも見られますので、キャンプや釣りに行く際には簡単に見つけることができます。バンよりも大きいので、オオバンという名前だそうですが、私はバンを見たことがないので、1度探しに行ってみようと考えています。

ooban.png

撮影地:甲府市

コブハクチョウ

 大きく白い優美な姿は朝や夕方の湖に良く映えます。山梨県で見られるハクチョウといえばこの鳥です。
 撮影に行った山中湖にいっぱいいました。人慣れしすぎているのか、パンを投げているおじさんに群がっているハクチョウもいました。
  スワンボートで並走するも良し、近づいて観察するも良し、遠くから眺めるのも良し。見つけるのも、近づくのも簡単なので、小さなお子さんは喜ぶと思います。

kobuhakucho.png

撮影地:山中湖村

キンクロハジロ

 全身黒ずくめで、金色の目がワンポイントの鳥です。
 キンクロハジロは潜水して餌を採る潜水採餌を行う鳥です。カモやオオバンが水面を泳ぐなか、一匹だけ水の中に沈んでいる姿はなかなか見ごたえがありますが、金目の印象が強すぎて他の印象を上塗りしてしまう鳥です。
 人間は第一印象が大事だといいますが、この鳥は黒に金色の目の印象が強烈でした。初めて見たときは金色の目が脳に焼き付きすぎて、姿形が思い出せない事態を招きました。

kinkurohajiro.png

撮影地:甲府市

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