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ROOTS OF THE FLOWER~人と自然をふたたび繋げるベアフットシューズの魅力を伝える

甲府アウトドアショップ「SUNDAY」が発信するベアフットシューズ店。
北杜市の森で、"足元から自然とつながる" 魅力を伝える

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甲斐駒ヶ岳を代表とする南アルプスの山々が連なる山梨県北杜市武川町。わざわざ足を延ばさないと辿り着けない場所に、甲府市のアウトドアショップ「SUNDAY」が2023年10月に満を持してオープンした店が、ベアフットシューズ専門店「ROOTS OF THE FLOWER(ルーツオブザフラワー)」です。

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ベアフットシューズとは、「BAREFOOT(裸足)」から由来し、裸足という人間本 来の姿に原点回帰し、健康的な生活を送るファーストステップとして提供している靴です。クッション性が高くファッション要素が強い一般的なスニーカーとは異なり、"動きに関する情報の7割は足から" と言われている足の機能をふたたび取り戻そうと提唱するのが、ベアフットシューズの考え方になっています。
「ROOTS OF THE FLOWER」では、ベアフットシューズの特徴である薄いソール、柔軟な屈曲性を実体験し、「歩くことの気持ち良さに気づいてほしい」という想いから、どんぐりや落ち葉、岩や木の根っこがある不整地の森に店を構えています。

いっときのノリではく、丁寧にゆっくりと、ベアフットシューズの本質を伝えていく

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「2010年頃、ベアフットシューズが世間で言う "ブーム" のように流行し、店 (甲府・SUNDAY)でも取り扱っていました。しかし、世界的に『ベアフットを履けば足の痛みが治る』と言うようなマーケティングをしていたことで、いっときのノリで選ぶ消費者の怪我が続出してしまい、それまでのブームは終息していきました。
2020年、日本で取り扱いを始めたベアフットシューズブランド Vivobarefoot(ビボベアフット)の立ち上げに際して代理店から私たちにも声がかかり、以前のブームのようにビジネスを優先した格好やイメージを重視した物売りにならないよう、ブランドとともにベアフットシューズの魅力と価値を伝えていく覚悟を決めました。」とオーナー・石川幸之助さんは話します。

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店名「ROOTS OF THE FLOWER」は、人を表す「FLOWER(花)」の根本には 「ROOTS(根)」があり、根が無ければ咲かない花に対して根っこの部分を丁寧に伝えていきたい、という想いが込められています。
そのため、お客さまには「ベアフットシューズとはなんなのか」その本質を一から学び、知り、体験できるようインターネット販売は行わず、足と向き合うきっかけを実店舗を通して伝えています。ベアフットシューズを初めて履くという方には、関節の可動域を広げるエクササイズToe-ga(トーガ)を通して、今の自分の体を知ることや人間が本来持っている足の強さと感覚能力を取り戻すきっかけを提案しています。長い間、ずっと使われてこなかった私たちの足は、"手とまったく同じ" 約20万 もの神経終末が通っているにも関わらず、その殆どが眠って機能しなくなってしまっていることをまじまじと痛感させられます。

ベアフットシューズブランド Vivobarefoot を通して、何にも頼らないナチュラルな時間を過ごしてみては?

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「ROOTS OF THE FLOWER」で取り扱っている英国発のベアフットシューズブランド Vivobarefoot(ビボベアフット)は、1997年に世界で初めて「ベアフット(裸足)」を謳ったブランドです。従来の靴に備わっているクッションやアーチサポートなどの補正機能を一切使用していないため、まるで裸足で歩いているかのような感覚をもたらします。店外に広がる整地されていない広葉樹の森を歩いてみると、なぜ今まで歩くときに足裏は何も感じていなかったのだろうと不思議に思えるほどです。踏んだ土の柔らかさや落ち葉のパリパリという音を足の裏から感じ、自分の足の筋肉や動かし方に敏感になっていきます。

rots_of_the_flower_06.jpg※写真はvivobarefootから抜粋

「赤ちゃん(子ども)の頃はみんな自然な足の形をしていました。なぜ大人になるに連れて足の形が変わってしまったのかを考えると『靴』の影響が大きいです。現代人の多くは、クッション材付きの窮屈なスニーカーやファッションシューズで足を窮屈にさせています。ランニングシューズは走る時にこそ最高のパフォーマンスを発揮するよう開発されているため、記録を目的としたフィールドで使用することには賛成です。しかし、それを日常の生活に取り入れてしまっていることで、ただ立っているときですら自然な身体のバランスではない状態になってしまっている、という事実を生んでいます。」と石川さん。

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「ROOTS OF THE FLOWER」では現在、本質的な健康を追求するためブランドと協力し、足、運動、食などあらゆる方面で活躍する専門家を迎え、さまざまな体験型コンテンツを開催しています。
「ベアフットシューズに対する気持ちが熱すぎるがあまり、ついついお客さまにも熱く語ってしまうんです。」と冗談混じりに話す石川さん。長年アウトドアを通して自然と関わり、ベアフットシューズが大地を感じて過ごす感覚と価値観を身を持っ て体感してきたアウトドアマンだからこそ、「人と自然をふたたび繋げるベアフットシューズ」の大切さを説得力を持って伝えています。
生き方さえも変えてしまうかもしれないベアフットシューズの魅力を体験し、何にも頼らないナチュラルな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

Article written by VALEM co., ltd.

ROOTS OF THE FLOWER
山梨県北杜市武川町柳澤3527-1
※詳細は下記URLを参照してください。
https://sundayweb.jp/blogs/news/roots-of-the-flower
Instagram : rootsoftheflower

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