甲州市・原茂ワイン 山梨のワインを巡る (Feature of HARAMO wine)
多くの人に愛される甲州ワインを
勝沼の葡萄畑のなかをぬって進むと、深い趣きをもって現れるのが「原茂ワイン」です。5メートルほどあろう葡萄棚には、青々と葡萄の葉が茂っていて勝沼の暑い日差しもしばし忘れさせてくれるようなワイナリーです。社長の古屋 真太郎さんは、とても気さくに出迎えてくれました。
「原茂ワイン」の名前の由来は、昔その地は「原」という地域名で親しまれていて、古屋家の当主が代々伝わる「茂左衛門」の名から「原茂」となったそうです。明治時代から140年たたずむ古民家を改築した建物の一階には、葡萄棚の合間から優しい明かりが差し込みます。静かに和モダンな空間が広がりカウンターでは、ワインのテイスティングが十分に楽しめます。
二階は「カーサ・ダ・ノーマ」という名のカフェとなっていて地元の食材を使った料理とともに自社ワインを楽しめ、県内外から人気を集めています。訪れる人のために考えられたワイナリーのつくりや、古屋さんのおもてなしの心、人柄が人気の秘訣となっています。
また、国内市場の過当競争を緩和するため、他のワイナリーと販路の重ならない台湾などに輸出・販売を行っているといいます。「自社だけでなく近隣のワイナリー、葡萄農家と協力して多くの人に愛される甲州ワインを造りたい。」という古屋さんの言葉からも原茂ワインが持つ調和をあらためて感じることができます。
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〒409-1316
山梨県甲州市勝沼町勝沼3181
Tel 0553-44-0121(代表)0553-44-5233(カフェ)
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http://www.haramo.com/